設置目的
平成11年11月1日に家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律(家畜排せつ物法)が施行となり、牛10頭以上の飼育農家については法律により管理基準に基づく適正管理が必要となりました(罰則は平成16年11月1日から適用)。
平成12年度から13年度にかけてJAながの、信濃町酪農部会において堆肥の適正処理について検討を続け、14年6月にJAが運営管理を行うことを条件に信濃町が事業主体となり堆肥センターの建設を決めました。
設置場所については、取得費用がかからない町有地を優先に選定した結果、町営牧場敷地内に建設を決定しました。
現在では、家畜排せつ物を適正な処理によって堆肥化し、生産される堆肥の利用促進を耕種農家に図ることによって、畜産農家との耕畜連携による循環型農業を確立する役割を担っています。
設置場所
- 信濃町大字大井2742番地2195
事業計画
- 処理量15,800t/年
- 生産量9,000t/年
※オガクズ等の副資材を混ぜ水分を70%以下に調整をした堆肥を1次醗酵棟に40日、2次醗酵棟で80日かけて完熟堆肥化する
※堆肥成分:全窒素2.0、全りん酸2.9、全カリ3.6
補助事業名
平成15年度生産振興総合対策事業(資源循環型農業推進事業)
平成16年度バイオマス利活用整備事業(家畜排せつ物利活用施設整備事業)
施設写真