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信濃町の特産物

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新鮮な野菜の画像

信濃町は、北信五岳に包まれるように広がる高原の町です。湧き出る清らかな水、澄んだ空気、土壌は火山灰土で有機質に富み、とても豊かな自然に恵まれたところです。

とうもろこし

(イネ科)
昭和初期にカナダ人宣教師のアルフレッド・ラッセル・ストーン氏が、野尻湖湖畔にある国際村を訪れた際、地元の農家に栽培指導した事が始まりとされ、その頃から栽培が定着し現在の信濃町とうもろこしブランドが確立されたと考えられます。
昼夜の寒暖の差が糖度を上げ、まるでフルーツのような甘さを感じるのが特徴です。 現在栽培されている品種はピーターコーン、サニーショコラ、ゴールドラッシュ、味来、優味など。
町内には”もろこし街道”と呼ばれる街道があり、とうもろこしを販売している直売所も多く、焼とうもろこしや朝取りの旬野菜などが販売されておりますので是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。

豆知識

とうもろこし先にモジャモジャした毛は雌しべで、とうもろこしの実の粒と繋がっています。毛(雌しべ)の数と実の数は一緒なんですよ。

収穫時期
7月下旬~9月中旬

トマト・ピーマン・ナス

そば

(タデ科)
信濃町を代表する特産物であり、信越県境に接する北信五岳戸隠連峰の山裾地帯(700m~800mほど)の火山灰土で栽培され、年間の平均気温が8.6度と低く昼夜の温度差の激しい高冷地にあるため、そばの生育の頃は霧に覆われている事が多くなる事などから、この地域で栽培されたそばは「霧下そば」と呼ばれています。
旨いそばの栽培条件とは、日当たりと水はけの良い土地であり、気候条件は高地の冷涼な気候です。信濃町はその条件にマッチし、昼夜の温度差が激しい寒冷地であることから香り高いそば独特の風味を多く含む美味しいそばとなります。 また、俳人小林一茶もそばに関する句を数多く残している事から、昔からそばの栽培が盛んな様子がうかがえます。夏には真っ白なそばの花が絨毯のように農地を覆う風景は絶景です。
町内には蕎麦屋さんも多く、地場産のそば粉使い地元のうまい水で打った蕎麦を是非味わいに訪れてはいかがでしょうか?

収穫時期
10月上旬~11月上旬
新そば
11月から

お米(特別栽培米)

信濃町は長野県北信地域でも有数の水田単作地帯で、主に作付けされている品種は「あきたこまち」と「コシヒカリ」です。
信濃町の水田の面積は約900haあるうち、水稲が作付けされている面積は約550ha、残りは転作作物としてそば・大豆・とうもろこしなど作付けされています。
最近の取り組みとして特別栽培米があります。特別栽培米とは化学肥料と農薬を通常の栽培より50%以上減らし、尚且つ堆肥を多く施用して栽培したお米です。食の安全性が注目され安全安心なお米づくりに取り組む農家が増えてきています。

豆知識

農薬等の使用基準は地域によって違います。長野県は山国ゆえの気候などにより病害虫の発生が少なく、全国的に見ても農薬の使用基準は少ない地域です。
その少ない使用基準を更に50%(半分)以上減らした栽培は、環境にも人にもやさしいお米です。

大豆(タチナガハ)

ブルーベリー

(ツツジ科スノキ属)
信濃町は全国で初めて、ブルーベリーを本格的に栽培し産地化された場所であり、現在では様々な種類のブルーベリーが栽培されております。
ブルーベリーは、鮮度を保つのが非常に難しく、スーパーなどで販売されているものは全て早取り(実が赤い時に収穫)のもので酸味が強く甘みが少ないのが一般的ですが、完熟のブルーベリーは酸味が弱く甘みが強い美味しいフルーツで、ブルーベリーに含まれるアントシアニン(紫色の色素)が目に良い事も知られており21世紀の健康フルーツとしても注目されております。
完熟のブルーベリーを手に入れるには観光農園での摘み取り体験や町内の農産物直売所で手に入れる事が出来ます。
ブルーベリーは生食の他、アイスクリーム、ジャム、ジュース、ワインなどの加工品も町内で売られています。
平成23年には日本ブルーベリー協会主催によるブルーベリー全国産地シンポジウムが当町で行われました。

収穫時期
7月~8月

ルバーブ

(タデ科の多年草)
昭和初期にカナダ人宣教師のアルフレッド・ラッセル・ストーン氏が、野尻湖畔にある国際村を訪れた際、当時の貧しかった農家を救うため、カナダから持ち込んだルバーブを始めトウモロコシの新品種クロスバンタムやレタス等を農家に奨励し栽培産地化されたのが始まりとされています。
このルバーブは緑色のものと赤色のものがあり、特徴は繊維質が多く酸味の強い作物で茎の部分を食します。
食し方はジャム、ジュース、シロップ漬け、パイ、ケーキなどに利用され人気を集めております。

収穫時期
5月~10月

牛乳、ヨーグルト

町内には7件の酪農家があり約460頭の乳牛(ホルスタイン)が飼養されております。 平成10年度に道の駅しなのふるさと天望館内に併設された乳製品加工場は地元の酪農家で有限会社黒姫高原牧場を設立してうまい牛乳や飲むヨーグルトなどを製造販売しております。

ぼたごしょう

(とうがらし類)
ぼたごしょうは信州の伝統野菜として認定されており、子実は肉厚で果肉は柔らかく、辛味がやや少ないという特徴があります。柔らかな感じの辛さの中に甘みもあり、夏場には食欲を増進させ、地元で親しまれております。形状はベル型で四角形のものが一般的でありピーマンや青唐辛子などと比べても見分けがつきます。
他の地域で似たものは、獅子ごしょう、かぐらがらし、神楽南蛮、辛ナンバンなどがあります。

甘茶

(ユキノシタ科アジサイ属)
信濃町には江戸時代の中ごろ、旅のお坊さんがあるお寺の境内に植えたのが始まりとされており、株をなすことから明治中頃から畑の境界や、畦が崩れるのを防ぐために植えられるようになりました。信濃町は栽培に適している土質であり全国でも有数の産地となっています。戦時中の甘味料不足の時は、大いに珍重されたこともあり、現在ではさまざまな加工業者との契約栽培がほとんどです。
甘茶は葉を蒸して揉んで乾燥したものにお湯又は水を注いで飲料として飲まれています。

収穫時期
9月頃

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お問い合わせ

産業観光課 農林畜産係

電話:
026-255-3113
Fax:
026-255-4470

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