ハルザキヤマガラシの駆除に御協力ください。
ハルザキヤマガラシという植物をご存知ですか。
この植物は、ヨーロッパ原産の外来生物で日本各地に分布しており、信濃町でも春先より草地や道路脇などで菜の花に似た黄色い花をみかけます。
繁殖力が強く在来植物への影響が大きいため、外来生物法で要注意外来生物に指定されています。
ご自宅や所有地で生育している際には駆除を、また所有地以外で見かけた際は駆除の呼びかけにご協力をお願いします。
特徴
- 菜の花に似た黄色い小さい花
- 開花時期は5月〜7月ごろ
- 茎の高さは20〜90cm
- 生息地:畑地、水田、荒地、路傍など
駆除の方法
- 開花した実がなる前に、全体を抜き取る。
- 剪定ばさみで地上部を根元から刈り取り除去する。
- 実(種子)がついた個体は、拡散しないように除去してください。
- 1回、1年だけの作業で根絶することは困難です。
※毎年根気よく駆除にご協力ください。
駆除する際の留意点
- 駆除活動を行う際、所有地以外の場合、土地所有者の承認を忘れずに心掛けてください。
- 大きく育った個体を根から抜き取ると、穴が開くなど土壌が荒れて外来生物が侵入しやすくなる恐れがありますので、分布拡大防止のため、大きな個体はなるべく刈り取って除去してください。
- 除去した植物は、ビニール袋等に入れて口をしっかり閉じて運び出し、その場で燃やすことなどせず適切に処分してください。
- 作業後、生育地から移動する際には、靴底を水で洗うなど、外来生物の生育範囲を拡大しないよう注意してください。