~地域と大学の連携により持続可能なまちづくりを推進~
信濃町(町長:鈴木文雄)と学校法人武蔵野大学(学長:西本照真)は、令和7年3月13日(木)、武蔵野大学有明キャンパス(東京都江東区)において包括連携協定を締結しました。
本協定は、大学の持つ人的・知的資源と当町の持つ地域資源および人材を相互に活用し、地域の力を学びに、そして学びの力を地域に還元しながら、様々なまちづくりの分野で共同研究し、地域と大学との連携(域学連携)を推進することで、双方の発展と新たな価値の創造に結びつけることを目的としています。
これまでの連携実績
信濃町は2018年より、当町において武蔵野大学1年生を対象とした必修科目である学外学修プログラム「フィールド・スタディーズ」の受け入れを行っています。これまでに「地域産業の体験と課題発掘」や「移動式スーパーと巡る!雪降る田舎町『しなのまち』魅力&課題発掘ツアー」等のプログラムで学生の受け入れが積極的に行われ、当町は学生の様々な活動拠点となりました。
また、2024年には、ウェルビーイングから生まれる新しいまちづくりを目指し、当町と武蔵野大学ウェルビーイング学部が連携し、「信濃町しあわせ会議」を「信濃町やすらぎの森」で開催しました。これらの活動を通じて、一度信濃町を訪れた学生の皆さんが継続的に町との関わりを持ち続け、町民企画のイベントや東京での信濃町PRイベントにも自主的に参加するなど、単なる学外学習の枠を超えた交流が生まれています。
協定の概要
協定名称
信濃町と学校法人武蔵野大学との包括的連携協力に関する協定
連携協力事項
- 地方創生に係る共同研究に関すること
- 教育、生涯学習(リカレント教育)等の推進に関すること
- その他、官学連携の推進に関すること
協定期間
令和7年3月13日から令和9年3月31日まで(以後自動更新)
今後の展開
本協定に基づき、以下のような取り組みを推進してまいります。
- 信濃町の豊かな自然環境・文化資源を活用した教育研究活動
- 若者と地域住民の交流促進による地域活性化
- 少子高齢化や若年層流出等の地域課題解決に向けた共同研究
- 若者の起業・就業支援
鈴木町長は締結式の挨拶で「この連携を通じて、信濃町に若者の新しいエネルギーが加わるものと確信しております。本日の協定締結を新たな出発点として、今後とも武蔵野大学との良好な関係を築き上げ、双方の発展に貢献できるよう町を挙げて取り組んで参ります」と述べました。
信濃町は武蔵野大学と本協定を締結し、官学連携による持続可能なまちづくりをさらに推進してまいります。